もち麦(ダイシモチ)

もち麦(ダイシモチ)

ダイエットの新定番

大麦は初夏に収穫される穀物です。初夏は「麦秋」とも呼ばれ、「麦飯」は夏の季語として昔から馴染み深い食べ物でした。

そんな大麦の一種である「もち麦」が近年、ダイエットの新定番としてテレビなどで取り上げられるようになりました。大麦に豊富な食物繊維、その中でも「βグルカン」と呼ばれる成分が、肥満に至るプロセスを左右することが分かってきたからです。

もち麦畑

βグルカンが豊富です

βグルカンは水溶性食物繊維の一種です。キノコなどにも含まれていますが、キノコのβグルカンが体の防衛システムに関わるのに対し、大麦のβグルカンは食べ物の消化吸収を緩やかにすることで、食べ過ぎや間食をしなくてもよい体にコントロールしてくれます。

中でも「もち麦」には、一般的な大麦に比べ約1.5倍のβグルカンが含まれています。ダイエットに関心の高い方々から注目されるのも頷けますね。

また不溶性食物繊維もゴボウに匹敵するほど豊富なので、おなかを刺激して日々スッキリした体にしてくれます。

もち麦(ダイシモチ)

もち麦ごはん

もち麦は「モチ種」の雑穀なので、日本人好みのモチモチとした食感が楽しめるのも人気の秘密。独特の風味がなくスムーズに置き換え・取り入れが可能なので、ダイエットに限らず日々の食生活にもぜひご活用ください。

もち麦ごはん

もち麦のねばねばグレインズサラダ

もち麦をたっぷり使った一品で満足できるレシピです。モロヘイヤとオクラのネバネバがもち麦に絡んで、スルスル食べられます。

材料(2〜3人分)

もち麦 100g
モロヘイヤ 1束
オクラ 8個
プチトマト 4〜6個
めんつゆ 大さじ3
おろししょうが 2かけ

作り方

  1. 沸騰したたっぷりのお湯でもち麦を20分ほど茹で、ザルに上げてさっと洗ったら水気を切る。
  2. モロヘイヤの葉を沸騰したお湯で2分ほど茹で、ザルに上げて水で冷やしたら適当な大きさに切る。
  3. 塩もみしたオクラを沸騰したお湯で2分ほど茹で、水に取って冷やしたらヘタを落として適当な大きさに切る。
  4. プチトマトを適当な大きさに切る。
  5. めんつゆとおろししょうがを混ぜ合わせ、モロヘイヤに和える。もち麦、オクラ、プチトマトも入れて混ぜ合わせる。
もち麦のねばねばグレインズサラダ

ダイシモチ

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