たまふくら大豆の「スタミナ納豆風」丼

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.59(2014年8月掲載)

ある晩、たまたま視ていたテレビ番組で、鳥取の子どもたちが大好きな「スタミナ納豆」なる郷土料理が紹介されていました。どの子もニコニコして、給食時間におかわりしてるんです。主役の挽き割り納豆に「スタミナ」がつくニンニクや生姜が入るのはわかるのですが、なんとタバスコを加えるんですって!鳥取では、タバスコも大事なスタミナ源?

本来は挽き割り納豆を使うそうですが、ぷっくらカワイイたまふくら大豆も、絶対合うだろうなと思いました。作ってみると案の定、イイ感じです。丼にすることを考えて、汁を多めにしています。鳥取の子どもたちが食べたら、どんな感想を述べるかな?たまふくら大豆がジューシーな鶏挽き肉にまみれ、おかわりが進みそう‥‥

材料(約2人分)

タマフクラ大豆 茹で上がり大さじ4
大豆の煮汁 大さじ2
鶏ひき肉 150g
細ネギ 約5本
ニンニク 1/4カケ
生姜 小1カケ
ゴマ油 小さじ1
だし醤油 小さじ1
小さじ1〜2
少々
タバスコ お好みの量

作り方

  • 1 タマフクラ大豆を2〜3回水替えしながら丁寧に洗う。たっぷりの水に半日〜1晩浸してもどす。
  • 2 戻した汁と豆を中火にかけ、煮立ったらアクをすくい取りながら、40〜50分ほど中弱火で煮る。煮えたら火からおろし、少し冷まして湯切りする。
  • 3 生姜とニンニクはみじん切りに、ネギは小口切りにする。
  • 4 鍋にゴマ油を熱し、生姜とニンニクを炒める。香りが立ってきたら、挽き肉を加えて炒める。
  • 5 鶏挽き肉に火が通ったら、タマフクラ大豆と煮汁を加えて5分ほど蓋をして煮る。だし醤油、酒を加えて調味。タバスコも加え、味をみて塩加減する。
  • 6 鍋から別の器にとり、ネギをトッピング用に少しとっておいて、残りを混ぜ合わせる。丼用の器にご飯をつぎ、具材を上に盛りつける。残しておいたネギをセンターにトッピングして出来上り。

ワンポイントアドバイス

  • 作り方5の段階で、白ごまを入れてもおいしいです。
  • 彩りがやや素っ気ないので、牛丼を真似て紅ショウガを添えるのもアリだと思います。
  • レシピ担当/五木のどか

    豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

    たまふくら大豆の「スタミナ納豆風」丼

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