はだか麦

はだか麦

はだか麦について

はだか麦は大麦の一種で、実と皮が付着していないため脱穀で簡単に皮を取り除くことができるのが特徴です。大麦にはこのほかに皮麦があり、はだか麦は皮麦の突然変異によるものとされています。歴史的に見てみると、もともと野生種であった皮麦が中央アジアで紀元前7,000年頃に栽培されており、紀元前6,000年頃にははだか麦も栽培されていたそうです。

我が国においては、昭和初期から製麦産業が定着しており、皮麦は押麦にしたり麦を挽いて粉にした「はったい粉」などに利用されていますが、はだか麦に関しては大正以前からお粥などにしてお米の代用品として広く愛用されていたそうです。最近では醸造酒の原料としても利用されています。

はだか麦

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