レンズ豆のミートローフ

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.33(2014年2月掲載)

豆や雑穀を使った料理に凝り出すと、知らず知らずのうちに、肉や魚を使う機会が減っていませんか?それって、私だけ?メインディッシュに豆を上手に使う方法は?と何気なく意識していたら‥‥。新年会にM夫人が作ってきてくださったミートローフがあんまり美味しかったので、レンズ豆も入れてみようと思い立ちました。これって、節肉料理?

小粒なレンズ豆は他の豆に比べて火の通りが早く、自己主張が控えめなので、実はとても用いやすい豆かもしれません。水洗いして5分も茹でたら、あとは挽き肉と混ぜて使います。肉の塊を焼いているうちにレンズ豆にも火が通るから、固茹でにして使うのが賢いかも‥‥。
出来上がったミートローフは、ハンバーグの塊みたいで、子どもからお年寄りまで違和感なく食べていただけそうです。

材料(約5〜6人分)

レンズ豆 1/2カップ(茹で上がり約150g)
合挽肉 450g
1個
牛乳 1/2カップ
パン粉 1/2カップ
玉ネギ 1/2個
セロリ 10cm
カラーピーマン 大1個(緑のピーマンでも可)
プロセスチーズ 40g
少々
コショウ 少々
ナツメッグ 少々
ベーコン
サラダ油 小さじ1〜2

作り方

  • 1 ボウルに卵と牛乳を入れて混ぜ合わせ、パン粉を加えてしっとりさせる。
  • 2 レンズ豆を水洗いし、水と共に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら約5分煮る。そのまま少しおいて、湯切りをしたら粗熱をとって挽き肉と混ぜ合わせる。
  • 3 玉ネギ、ピーマン、セロリをみじん切りに、チーズは7mm程度のサイコロ状に切る。
  • 4 2のレンズ豆入り挽き肉に塩、コショウ、ナツメッグをふりかけて混ぜる。そこに、1のパン粉戻し、3の玉ネギ、ピーマン、セロリをざっくり混ぜ合わせる。最後にチーズを加え、軽くひと混ぜする。
  • 5 4を二等分する。アルミホイルを正方形にカットし、真ん中に挽き肉の塊を1つ置き、手で形をナマコ型に整える。
  • 6 なまこ型が2つできたら、上部にベーコンを並べ、パサパサしないよう上からサラダ油をスーッとかける。アルミホイルは密封せず、上部を開けておく。
  • 7 予熱でオーブンを230℃に温め、天板ごと6を中に入れ、230℃で15分、200℃で40〜50分焼く。途中の様子見のとき、ベーコンがはねて焦げ始めたら外しておく。
  • 8 中まで火が通ったら火を止め、オーブンから出してあら熱をとる。冷めてきたら1.5cm幅にカットして皿に盛りつける。

ワンポイントアドバイス

  • レンズ豆と牛豚合挽肉を1:3の割合で混ぜました。一度に2本できるのが多いときは、分量を半分にして1本だけ作ってください。中に入れる具は、好みでアレンジしてください。
  • 肉がなかなか焼けないようであれば、深めのフライパンで蒸し焼きにするか、1.5cm幅にカットしたものをフライパンに並べ、蓋はせずに両面こんがり焼いてください。
  • このレシピは、小林カツ代さんのレシピを参考にしました。
  • レシピ担当/五木のどか

    豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

    レンズ豆のミートローフ

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