金時豆の長岡赤飯

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.45(2014年5月掲載)

「毎月1日と15日は赤飯の日。あなたもどこかで誰かと、お赤飯を口にしませんか」。赤飯運動実行委員会の事務局として動いていた頃、日本各地の赤飯について調べました。テレビで見てすぐに親戚経由で、親戚の親戚に連絡をとり、実物を送っていただいた「長岡赤飯」。新潟のお米とお酒と醤油を使った、それはそれは美味なるお赤飯でした。

本来の長岡赤飯は、蒸し器でふっくら蒸したもの。家庭で作るなら、炊飯器でお手軽に。金時豆は固茹でにして使います。ふっくらホクホクの醤油赤飯、炊き上がる直前に、ふわ〜っと広がるお醤油の香ばしいかおり。母の日や父の日、敬老の日や誕生日のお祝いに、ちょっと変わりダネのお赤飯はいかがですか。

材料(約4人分)

金時豆 茹で上がり1/2カップ
餅米 1.5合
うるち米 0.5合
醤油 大さじ1
大さじ1
小さじ1/2〜1
金ごま(白ごま可) お好み量

作り方

  • 1 金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩〜半日ほどおいてもどす。
  • 2 餅米とうるち米を3:1の比率で合わせて水洗いし、ザルにあげて30分ほどおく。
  • 3 その間に金時豆を水煮する。豆と豆を戻した水を中火にかけ、煮立ったらアクをとり、中弱火にして約12〜13分ほど煮る。固茹でのまま火を止め、自然に冷ます。
  • 4 2を炊飯釜に入れて醤油と酒を加え、いつもの2合の水量よりやや少なめに水加減する。そのあと、塩と茹でておいた金時豆も加えて軽く混ぜる。
  • 5 炊飯器にセットしてスイッチを入れ、炊き上がったらそのまま10分ほど蒸らす。豆を割らないようにざっくりと混ぜ合わせ、盛り付けの最後に金ごまをふる。

ワンポイントアドバイス

  • 炊き上がりの温かいうちに豆が空気にふれると割れてしまいます。すぐに食べるとき割れるのは仕方ないですが、お弁当やお届けものなどにする際は、よそったら早めに蓋をして、自然に冷ますと豆が割れにくいです。
  • お醤油は味つけより色づけに使っている感じです。塩で加減してください。
  • レシピ担当/五木のどか

    豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

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